ミツバチたちの防衛本能

ブラジル産のプロポリスには、抗癌作用を期待される成分が発見され、ロシアではプロポリスについての「飲み薬」から「塗り薬」まで幅広い活用実績があります。
近年、特に注目を集めている人気のプロポリスですが、その強力な効果・効能を知る秘密が生みの親であるミツバチの巣の中にあることをご存知でしょうか?
実際に、プロポリスによって補修された巣の中では、驚くべき現象が起こっています。
今回は、プロポリスを利用した「ミツバチ達の防衛本能」について、皆さんにご紹介させて頂きます。

ミツバチたちの防衛本能

ミツバチたちが作り出すプロポリスに抗菌作用があるのではないか?
そこに気がつくヒントになるエピソードがあります。

時に、巣には多くの来訪者が訪れます。
日光が当たらず、ジメジメしている空間を好む小動物(小型の爬虫類など)や虫です。
巣は迷路のようになっており、入り口は小さく、一度入ったら外に出るには苦労するような構造になっています。
小動物や虫が迷い込んでしまえば、簡単には外に出ることができません。
さらに、巣の中にいる蜂からの攻撃に晒されてしまいます。
ミツバチといえど、蜂毒を持っており、さらに驚くほどの高い温度で自らの体を発熱させて侵入者を撃退しようとします。
その結果、小動物や虫が巣の中で息絶えてしまうのです。
ミツバチたちによって息絶えてしまった小動物や虫。
虫ならば、ミツバチ達の力で巣の外に運び出すことができる場合もありますが、小動物の場合はそうは行きません。
ミツバチよりも大きな体が、狭い巣の中で挟まっている状況ですから、外に運び出すことができないのです。
するとミツバチはプロポリスで小動物を覆う行動を起こします。
その結果、小動物は腐ることなくミイラ化してしまうのです。
もしも腐敗すれば、そこから有害な雑菌が繁殖し、巣の中の衛生環境を悪化させてしまいます。
プロポリスで覆うことで、雑菌の繁殖を防ぎ、巣を守ることができるのです。

優れた抗菌作用・抗ウィルス作用だから成し得たこと

住み続けたら、その巣を大切に補修しながら使い続ける習性。
現在も続けられている研究によって、その習性こそが、一部のミツバチがプロポリスを作り出した理由である可能性として見え始めています。
ミツバチ達にとって、自分たちの家を守り、自分たちの仲間を守るために必要だったプロポリス。
そして、養蜂家や研究者によって、書物や口伝により脈々と受け継がれてきたプロポリス。
西洋医学が発達した現代でも重要視されているには、やはりそれなりの理由があるのですね。

【参考】
プロポリスの口コミ:http://crhsesaprn.hqforums.com/reviews.html